ピラティスとヨガ

40代女性が絶対に知っておくべき!マシンピラティスとマットピラティスの決定的な違い6選

はじめに 〜40代女性のリアルな悩み〜

こんにちは!40代主婦の私が、実際にマシンピラティスに通って数ヶ月経った今、みなさんと同じような悩みを抱えていた頃を思い返しながら、この記事を書いています。

きっと今この記事を読んでいるあなたも、鏡を見るたびに「あれ?いつからこんなに姿勢が悪くなったの?」「腰回りのお肉がどんどん増えてる…」と感じているのではないでしょうか。

40代って本当に体の変化が激しいんですよね。

家事や育児で前かがみの姿勢が続いて肩こりが慢性化し、代謝が落ちて昔はなかった部分にお肉がついてきて…。そんな時にピラティスという選択肢を知ったものの、「マシンピラティス」「マットピラティス」「ホットヨガ」「エアリアルヨガ」など、選択肢がありすぎて「結局どれが私に合うの?」と混乱してしまいますよね。

私もまったく同じでした。ネットで調べても専門用語ばかりで、「初心者でも大丈夫」と書いてあっても、本当に運動不足の40代主婦がついていけるのか不安でした。

今回は、そんな迷いを抱えるあなたのために、マシンピラティスとマットピラティスの違いを同じ境遇の女性として、とことん詳しく解説していきます。私の体験談も交えながら、あなたが一歩踏み出すきっかけになれば嬉しいです。

40代女性が直面する体の変化とピラティスの関係

40代女性の体に起こる変化

40代を迎えると、体調や体型の変化が気になり始め、ホルモンバランスの変化や体力の不安を感じるようになります。私自身も35歳を過ぎた頃から、明らかに20代30代前半とは違う体の変化を感じていました。

具体的にはこんな変化が現れがちです:

- 姿勢の悪化: 40歳から49歳の女性の70%以上が姿勢改善について考えているという調査結果があります

- 筋力低下: 特にインナーマッスルの衰えが顕著

- 基礎代謝の低下: 代謝が下がり続けると太りやすくなり、体調面にも影響が出始めます

- 肩こり・腰痛の慢性化: 家事や育児による前かがみ姿勢の影響

- 疲れやすさ: 以前なら平気だった動作でも疲労を感じやすくなる

なぜピラティスが40代女性に選ばれるのか

ピラティスは激しい運動が難しい40代女性におすすめで、リハビリ生まれの安全なメソッドでありながら、姿勢改善などの肉体面だけでなく、心のコントロールなどメンタル面においても効果を発揮します。

ピラティスが40代女性に人気な理由:

1. 低負荷で安全: 筋肉や関節に大きな負荷をかけるような動きは行わず、呼吸をしながら小さな動きを数回繰り返していきます

2. 短時間で効果的: 30分から1時間程度でも低負荷且つ全身運動が可能なため、忙しい時でも簡単にリフレッシュできます

3. 心身のリフレッシュ: 常に自分の身体と向き合いながら動き続けるため、マインドフルネスという状態となり、自律神経のバランス・ストレス軽減になります

私も最初は「運動なんて何年もしてないし、ついていけるかな…」と不安でしたが、ピラティスなら自分のペースで始められるという点に魅力を感じました。

マシンピラティスとマットピラティスの基本的な違い

ここからが本題です!まずは基本的な違いから見ていきましょう。

1. 使用する器具の違い

マシンピラティス

ピラティス専用のマシンを使用して行うピラティスのこと。代表的な「リフォーマー」や「キャデラック」などのマシンを使用し、負荷をかけたり、動きのサポートを得たりしながらエクササイズを行います。

マットピラティス

マットの上で行うピラティスのこと。時に、プロップス(小道具)を用い、身体意識を高めながら連続的にエクササイズを行います。

2. 負荷調整の違い

マシンピラティス

マシンを調整することで強度を柔軟に変更できます。たとえば、マシンのバネの重みを調整することで、負荷をかけたり軽くしたりすることが可能です。

マットピラティス

自重を活用するため強度の調整が難しいという側面があります。

3. 初心者への適性

マシンピラティス

専用マシンが身体の動きを補助してくれるため、筋力が少ない方でも取り組みやすい。また、ピラティスの経験がない人に向いています。癖が身についていないまっさらな知識の状態でマシンに身体をゆだねることで、初めから正しい場所・ポジションを取りながら動けるようになります。

マットピラティス

自分で姿勢を保持しなければならないため、正確な動きができていないと狙った場所に効きにくい点に注意が必要。

4. 実施場所の違い

マシンピラティス

専用マシンが必要であるため、スタジオで行うことが多いです。

マットピラティス

マットがあれば行えるため、マシンピラティスほど場所を選ばず、自宅でも気軽に行えます。

マシンピラティスの特徴とメリット・デメリット

マシンピラティスのメリット

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1. 初心者でも正しいフォームを身につけやすい

マシンが正しいフォームを維持するのを助けてくれるということが実感でき、普段使っていない筋肉を意識しながら、鍛えることができます。

私が最初にマシンピラティスを選んだ理由もここにあります。運動経験がほとんどない私でも、マシンがガイドしてくれるので「これで合ってるのかな?」という不安が少なかったんです。

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2. 部分的な強化が可能

カラダを全体的に鍛えるマットピラティスと比べて、マシンピラティスでは気になる場所を部分的に鍛えることにも適しています。

特に40代女性が気になる「ぽっこりお腹」や「二の腕のたるみ」など、ピンポイントでアプローチできるのは嬉しいポイントです。

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3. 多彩なエクササイズが可能

マシンピラティスには、多様なバリエーションのエクササイズが展開されています。リフォーマーやキャデラック、バレルやチェアなど、全てのマシンを合わせると、エクササイズは600種類を超えるでしょう。

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4. 身体のゆがみに気づきやすい

マシンピラティスは、マシンによって身体の左右に均等な負荷がかかるため、身体のゆがみに気付けます。

実際に私も、右肩が下がっていることや左右の筋力差など、自分では気づかなかった体の癖を発見できました。

マシンピラティスのデメリット

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1. コストが高い

専門のスタジオはグループレッスンもありますが、更に本格的にマシンピラティスを受ける場合、パーソナルで行われる為、比較的コストが高くなってしまうという面があります。

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2. 通いやすさの問題

マシンを家に置く事は難しいので、マットピラティスの手軽さから比べると、マシンピラティスは専門のスタジオなどに通わなければならない。

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3. 自宅での練習が困難

マシンピラティスのデメリットは、専用のマシンを使用するため、自宅での練習が難しい点です。

マットピラティスの特徴とメリット・デメリット

マットピラティスのメリット

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1. 場所を選ばない手軽さ

身一つで簡単に、どこでも場所を選ばずできる点がマットピラティスの一番の強みでありマシンとの違いです。

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2. コストパフォーマンスの良さ

費用や手軽さを重視するのであれば、マットピラティスのグループレッスンが一番通いやすいでしょう。首都圏のピラティススタジオでレッスンを受ける場合、一回の料金は平均で2400〜2600円程が相場となっています。

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3. 全身をバランス良く鍛えられる

マットピラティスでは流れるような動きのエクササイズを行い、体幹トレーニング効果をメインに、カラダをまんべんなく鍛えることができます。

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4. 集中力と瞑想効果

一つひとつの動作に脳を集中させることで、ストレスを軽減するための精神的な落ち着きを取り戻すことにもつながります。連続的に動くことで集中力を途切れさせず、動きながら「瞑想」状態になることでマインドフルネス効果も期待できます。

マットピラティスのデメリット

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1. 正しいフォームの習得が困難

正しいフォームを維持するのが難しく、効果を実感するまでに時間がかかることがあります。

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2. 運動強度の調整が困難

マットピラティスは自重を使うエクササイズであるという特徴があります。これは、自分の体重以上の負荷をかけられないという制限でもあります。

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3. 筋力不足による効果の限界

日頃から運動やトレーニングをしていて筋力に自信がある場合、マットピラティスでもレッスンについていく事ができて、効果的なエクササイズをすることができるでしょう。逆に言えば、筋力が不足している場合は効果を得にくい可能性があります。

効果を実感するまでの期間とプロセス

ピラティスの効果実感タイムライン

ピラティスの創設者であるジョセフ・ピラティス氏は「10回で違いを感じ、20回で見た目が変わり、30回でカラダのすべてが変わる」と述べています。

具体的な変化のプロセスを見てみましょう:

1~2ヶ月(10回)の変化

マシンピラティスを継続していくと1~2ヶ月(10回)、スッキリとした感覚や、コリが軽減されているような、カラダが軽くなる感覚が得られるでしょう。

2~3ヶ月(20回)の変化

インナーマッスルが強化され、自然と良い姿勢を保てるようになります。お腹や腰回りの筋肉がさらに引き締まり、ボディラインがスッキリしてきます。

3~4ヶ月(30回)の変化

カラダの様々な不調も感じにくくなってくるかと思います。慢性的な腰痛や、姿勢不良からの、内臓下垂なども改善され、睡眠の質なども上がってくる傾向にあります。

私の実体験での変化

私がマシンピラティスを始めて実際に感じた変化を時系列でお伝えします:

1ヶ月目:

- レッスン後の爽快感

- 肩こりの軽減

- 姿勢を意識するようになった

2ヶ月目:

- 明らかに姿勢が良くなった

- 腰痛が改善

- 家族から「背が高くなった?」と言われる

3ヶ月目:

- ウエストラインが引き締まってきた

- 階段の上り下りが楽になった

- 睡眠の質が向上

現在(4ヶ月目):

- 体重は変わらないのに「痩せた?」と聞かれる

- 慢性的だった首こりがほぼ解消

- 気持ちが前向きになった

40代女性に適した選び方のポイント

マシンピラティスがおすすめな人

マシンピラティスは個々のカラダの硬さ(柔軟性)や、筋力に合わせエクササイズを実践できる為、どの年齢の方にもおススメの運動です。

特に以下の条件に当てはまる方には強くおすすめします:

1. 運動初心者・運動ブランクが長い方

マシンピラティスは上級者向けのイメージがありますが、ピラティス初心者の方にもおすすめです。

2. 正しいフォームを身につけたい方

マシンピラティスなら、無駄な力をかけることなく全身の隅々にまで意識を向けながら、なめらかに動くことができます。

3. 特定の部位を集中的に改善したい方

お悩み部位にピンポイントで負荷がかかるため、気になる部分に集中的にアプローチすることができます。

4. 個別指導を受けたい方

マシンピラティスは少人数制やパーソナルレッスンが多いため、丁寧な指導を受けられます。

マットピラティスがおすすめな人

1. コストを抑えたい方

マットピラティスはマットさえあれば始める事ができるので、自宅でもできる気軽さがあります。レッスンに参加する場合もパーソナルでなければ、通いやすい価格で受ける事ができます。

2. 自宅でも練習したい方

マットさえあればできる気軽さがあるので、自宅でも復習しながら続ける事ができます。

3. ある程度の運動経験がある方

日頃から運動やトレーニングをしていて筋力に自信がある場合、マットピラティスでもレッスンについていく事ができて、効果的なエクササイズをすることができるでしょう。

4. 集中力や瞑想効果を重視したい方

マットピラティスは呼吸と動きに集中することで、マインドフルネス効果を得やすいです。

どちらから始めるべき?

私の経験と多くの専門家の意見を総合すると、40代女性で運動初心者の場合は、まずマシンピラティスから始めることをおすすめします

理由は以下の通りです:

1. 正しい動きを体で覚えられる

2. 怪我のリスクが低い

3. 効果を実感しやすい

4. 継続しやすい

マットピラティスとマシンピラティスでは共通したエクササイズも多く、最初にマシンを使うことで、正しいフォームを身につけることができます。

マシンピラティスで基礎を身につけた後、自宅でのセルフケアとしてマットピラティスを取り入れるという方法が理想的です。

効果的な通い方と注意点

通う頻度の目安

週に2〜3回のペースで継続的に行うことで、姿勢の改善や筋力の向上、柔軟性の向上などが実感できるでしょう。

目的別の推奨頻度:

- 姿勢改善・ボディメイク: 週1~2回

- ダイエット効果: 週2~4回

- 体力維持: 週1回

初心者が気をつけるべきポイント

1. 無理をしない

ピラティスでは間違ったフォームで行うと、効果が得られないだけでなく、怪我につながる可能性もあります。

2. 継続性を重視

姿勢が変わり体質にも変化が現れるまでが30回以上だとすると、週1で行うなら8ヶ月程、週2で行うなら4ヶ月程必要だという事になります。

3. 指導者の質を重視

ピラティスを始めたばかりの初心者の方は特に、インストラクターの指導のもとで正しいフォームを身につけることをお勧めします。

体験談:私がマシンピラティスを選んだ理由と変化

始めるきっかけ

私がマシンピラティスを始めたのは、39歳の時でした。きっかけは、子どもの運動会で写真を見た時の衝撃でした。「えっ、これ私?」と思うほど、姿勢が悪く、お腹がぽっこりしていたんです。

それまでは「忙しいから仕方ない」と自分に言い訳していましたが、その写真を見た瞬間、「このまま50代を迎えたらどうなるんだろう」と不安になりました。

マシンピラティスを選んだ理由

最初はヨガスタジオに通おうと思ったのですが、体験レッスンを受けてみて「これは私には難しそう」と感じました。体が硬すぎて、周りの人についていけなかったんです。

そんな時に友人からマシンピラティスを勧められました。「マシンが助けてくれるから、運動苦手でも大丈夫だよ」という言葉に背中を押されて、体験レッスンを受けることに。

実際に体験してみると、確かにマシンがサポートしてくれて、「これなら私でもできそう」と思えました。インストラクターの方も丁寧に指導してくれて、不安が和らいだのを覚えています。

実際に感じた変化

身体的な変化:

- 慢性的な肩こり・首こりが改善

- 姿勢が明らかに良くなった

- ウエストラインが引き締まった

- 階段の上り下りが楽になった

- 疲れにくくなった

精神的な変化:

- 自分の体に自信が持てるようになった

- 気持ちが前向きになった

- ストレス発散の場ができた

- 睡眠の質が向上した

継続のコツ

マシンピラティスを続けられている理由は:

1. 効果を実感できるから:2ヶ月目から明らかに体が変わってきたので、やる気が続きました

2. 楽しいから:マシンを使った運動が新鮮で楽しいんです

3. 時間が短いから:1回50分なので、忙しい日でも通えます

4. コミュニティができたから:同じ悩みを持つ仲間との交流が楽しいです

40代女性におすすめのスタジオ選びのポイント

重要なチェックポイント

1. インストラクターの質

- 資格を持っているか

- 40代女性の指導経験があるか

- 親しみやすい雰囲気か

2. スタジオの環境

- 清潔で明るいか

- 更衣室やシャワー設備は充実しているか

- アクセスは良いか

3. 料金体系

- 月会費は予算内か

- 追加料金はないか

- 体験レッスンの料金は適切か

4. レッスンの種類

- 初心者向けクラスがあるか

- 少人数制か

- 個別指導を受けられるか

体験レッスンで確認すべきこと

1. 指導の丁寧さ

- 個別にアドバイスをくれるか

- 安全性に配慮してくれるか

2. 雰囲気

- 他の参加者の年齢層はどうか

- 競争的すぎる環境ではないか

3. 継続しやすさ

- 予約は取りやすいか

- 変更・キャンセルは柔軟にできるか

まとめ:あなたに最適な選択を

最後に、この記事のポイントをまとめておきましょう。

マシンピラティスとマットピラティスの決定的な違い

| | マシンピラティス | マットピラティス |

|---|---|---|

| 初心者への適性 | ◎ 非常に適している | △ やや難しい |

| 費用 | △ 高め | ◎ 安い |

| 効果の実感 | ◎ 早い | △ 時間がかかる |

| 場所の自由度 | × スタジオのみ | ◎ どこでも可能 |

| 個別対応 | ◎ 充実 | △ 限定的 |

| 継続しやすさ | ◎ 効果で継続 | △ 自己管理が必要 |

40代女性への私からのアドバイス

もしあなたが今、「でも本当に私にできるのかな…」と不安に思っているなら、その気持ちとてもよく分かります。私も最初は同じでした。

でも、実際に始めてみて分かったのは、年齢は関係ないということです。むしろ40代だからこそ、体の変化を感じやすく、効果を実感しやすいのかもしれません。

40代を迎えてから新しい事にチャレンジするにあたり「ちょっと不安、運動経験ゼロだし、中々踏み出せない…」などで出すとついもやもやしてしまうかも知れません。でも仕事や家庭など今までの経験を積んできている40代だからこそ、スタートするタイミングとしてとても合っているのではないかと思います。

最初の一歩を踏み出すために

1. まずは体験レッスンを受けてみる

- 理屈よりも実際に体感することが大切

- 複数のスタジオを比較検討する

2. 無理のない頻度から始める

- 週1回から始めて、慣れてきたら増やす

- 継続することが最も重要

3. 効果を焦らない

- 最低3ヶ月は続けてみる

- 小さな変化も見逃さない

4. 楽しむことを忘れない

- 完璧を求めすぎない

- 同じ悩みを持つ仲間との交流を楽しむ

最後に

40代は、人生の折り返し地点です。これからの人生をより美しく、健康に過ごすための投資として、ピラティスは素晴らしい選択肢だと思います。

私がマシンピラティスを始めて得たものは、単なる体型の変化だけではありません。自分の体に向き合う時間、自分を大切にする気持ち、そして「私もまだまだ変われる」という自信です。

あなたも、きっと同じような変化を体験できるはずです。

今日という日が、あなたの人生を変える第一歩になることを心から願っています。一緒に、美しく年齢を重ねていきましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。何か質問があれば、いつでもお気軽にお声かけくださいね。

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*この記事が少しでもあなたの参考になれば嬉しいです。マシンピラティスやマットピラティスについて、さらに詳しく知りたい方は、ぜひ実際にスタジオに足を運んでみてください。きっと新しい発見があるはずです。*

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